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感謝できない理由

2008.09.10

【感謝できない理由】


よくある成功法則では次のことを言われます。

・感謝しなさい

・豊かな心を持ちなさい

・競争や嫉妬をやめなさい

など。


これ、とってもとっても重要なことではあるのですが
果たしてあなたは実際に自分自身にどれだけ吸収できているでしょう?


本当に、上記三点に関してはあらゆる書籍の様々な部分で触れられる部分であり
それらの書籍ではどれも、どれだけ今のあなたの状況が感謝に値する状況かが説かれ、
豊かな心を持つことのメリットをたくさん示され、
競争や嫉妬から生まれる悲しい事件をいくつも例示されていることでしょう。



でも。

なかなか人は変われないようです。



どんなに「感謝しなさい」と言われようと、あなたはきっと
自分自身の中に感謝の感情が自然と生まれるようにならないことには
感謝に満ちた日々を送ることはできないのでしょう。

狭く暗い心に対し「豊かな心を持ちなさい」と言われても
どうやって心を豊かにしたら良いのかイマイチ分かっていないようです。

競争や嫉妬を止めろと言われても、
あなたの生きる日常は現に競争だらけであって
どうしたらその競争に参加しないでいられるのかが分からないのではないか
と思います。



偉業を成す人は常に感謝の念を忘れない。

そんなことはあなたも知っていると思います。
もしかしたら「もうそんな話しは聞きたくない」という位に目にしている
コトバかもしれませんね。



無理矢理にでも感謝をしようとしたことのある人なら知っていると思います。

無理矢理に感謝するのって…意外と苦痛(笑


大抵の人は最終的に
「俺には無理だ」
「成功哲学なんて、所詮綺麗ごとなんだよ・・」
「感謝ばかりしてられる程に恵まれた環境じゃねぇよ・・」

といった感じで、自身の成長を先延ばしにしてしまうようです。



でも、あなたには少し待って欲しい。まだ諦めるのは。
もうちょっとだけ突っ込んで、深く考えてみてもらいたい。



成功哲学の書かれた書籍を読んで、大抵の人が挫折するポイントの一つが
「感謝」。

感謝の念に満ちた人間になれたら、そりゃぁ良いことありそうなのは理解して
いる。
人からも好かれ、きっといろんなことが上手くいくんだろうなとは想像できる。

でも「じゃぁ感謝しまくって生きろ」と言われたら…そんな簡単にできるもの
ではない。


なぜか?


「だって、この環境じゃとても…」

「○○があるから、仕方ないよ…」

「あいつさえいなければ…」


実は案外、多くの人が「自分の最も内側にある心」の問題を
自分の外にある対象に責任転嫁していたりする。



例えばここで、あなたが現在の仕事に対してどうしても感謝の念でいっぱいに
なれないとして、その原因を探ってみましょう。


仕事に対して感謝できないというパターンは、率直に言えばそれは
「やりたくない」ことをやっているから。



一日24時間の内、睡眠時間を8時間としたら活動時間はたった16時間。
その内10時間ほどは仕事。

つまり誰もが「一日」はそのほとんどが「仕事」。

そんな、あなたの一日のほとんどを占める仕事が
「やりたくない」
ことだったら・・・やはりそれは辛いでしょう。


さらに、それが何十年と続く・・・。

社会に出てから定年まで、延々と「やらざるを得ない」。



さて。単刀直入に言わせてもらう。

こんな人間って、奴隷とは違うのだろうか?


「まるで奴隷みたい!」…いや、そうじゃない。

「奴隷と何も変わらない。」
もっとハッキリ言うなら「まさに奴隷だ。」



やりたくもないことを毎日毎日やり続ける生活を一体
奴隷と何が違うと言えるのだろう?


でもあなたはこう思うかもしれない。
「俺は会社とは雇用関係にある。辞めることだっていつでもできる。
奴隷だと意識したことなんて一度も無い。」と。


しかし、そこが見当違いなんだ。



あなたは会社の奴隷なんかじゃない。

【「世間の目」というご主人様の奴隷なんだ。】



この「世間の目」には、人によっては親・親戚・友人なども当てはまるかも
しれない。

そこは何にせよ、好きでもない仕事をしている人に共通するのは

【あなたという人間の「人生のイニシアティブ(=主導権)」を握っている
のは、あなたではない。】

ということだ。



受け入れ難いことかもしれない。
でも冷静に、心を強く持って客観的に自分のことを見てみてほしい。

感謝の気持ちで自分の心を満たすことのできない人には
万人に共通する事実だから。





あなたという人間の人生ドラマは、紛れも無くあなたが主人公。
親も兄弟も親戚も友人も、あなた以外はみーんな脇役でしかない。

なのに…

「なぜか主人公は楽しくなさそう・・・。」


自分で好きなように脚本を描けるはずなのに
なぜか脇役からどう見られるかばかりを気にしている。

いつからか、完全に主人公が主人公ではなくなってしまっている(笑

そして、

「そんな状態だから、今ある現状に感謝ができない。」



自分以外の誰かのために。そうは意識していなくても少なくとも
明らかに自分自身の興味関心だけで意思決定をしていない。

だから自分の身を置く環境や自分の身に起こる結果に対して全責任を負えない
でいて、それが世間や国に対する不満という形になる。

そして「世間の目」のために一生懸命になっているものだから
感謝するどころか感謝されたいとばかり思えてくる。



成功哲学でよく言われる「自分の身に起こるすべてのことに責任を持て」とは
このことを言う。

要は自立ができていない、ということ。世間から自立しろ、と。
愚痴や不満は、自分がその対象に依存しているから出ることなんだ。







「豊かな心」は、感謝に満ちていれば自然とできてくる。

でも、そうでなければ心を豊かにするのは難しい。というか無理だろう。


想像してもらいたい。
奴隷に対して「豊かな心を持て」と言ってみても、まぁまず無理なのは想像が
つくことでしょう。

あらゆる難行苦行をしてマイナスの感情を一切無くそうとした御釈迦様でさえ
その苦しい修行の後には「無駄だった」と言っているくらいなんだから、
毎日やりたくないことばかりしている人に豊かな心を持つことなんてできっこない。

苦しみの先には苦しみしかない。





最後に「競争・嫉妬」。


誰から見ても潔い競争なら、それはきっとお互いを高め合えるただの良い関係
だろうね。

でも逆に、いかにも醜い競争ってのもある。

どうして人はそんな競争をしてしまうのだろう?

それはきっと「価値観の判断基準が自分にない」から。



世間の目が価値観の判断基準になってしまっているから
自分の中の「好き」は抑え込んでしまう。

誰だって、人と憎しみ合ったりいがみ合ったりすることを望んでいる訳ではない。

でも世間の目を優先するから、なぜかいつの間にか醜い競争の構図が出来
上がってしまう。

友人の年収に嫉妬してしまう自分がいるなら、それは十分世間の目に価値観を
奪われていると思っていいだろう。



人のことはとりあえず放っておこうよ。
もっと自分中心に、自分のことだけ考えてみようよ。

これをここまで読んでくれるようなあなたなら
周りの人のことを考えて行動するより
自分のことばかり考えて行動している方がよっぽど周りの人に多くのものを
与えられるようになるから。

周りの人の目に縛られて苦しい思いをしているような人間じゃ
豊かになるのはちょっと難しいよね。





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